鍼灸院のブログ

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将棋

私の密かな趣味に将棋があるのですが、将棋は世の中の認知度が低いので、あまり話題にすることはありません。
昔は野球や相撲と並んで世の中に普及していたらしいのですが、今では池袋西口公園の端っこで見かけたりとか。もう見なくなりましたかね。
そんな訳でときどきテレビで見たり、ネットで経過を追う程度ですが。

渡辺明という羽生世代の後の棋士がタイトルを奪取して二冠王になった、というニュースが昨日今日で出たのですが、扱いはやはり地味でした。

将棋と言えば、たぶん羽生さん以外の棋士は世の中に知られていないと思います。
そして羽生さんのすごさを大部分の人が理解できないでしょう。野球の150km以上の速球や20年連続3割打者というのと比べて、その分野を知らない人に「パッと見のすごさ」が見えにくいからだと思います。
羽生さんの将棋は、たぶん野球で言えば王さんと長嶋さんを足すくらいに匹敵するのではないかと思います(勝負強さ+発想+数字)。ちなみに週末に長嶋さんのドキュメンタリーをBSフジでやるそうです。

ところで、体罰の問題が世間をにぎわせている頃に、作家の石田衣良さんの意見が目に留まりました。
「大体昔から、体育の教師というのは他の教師と比べて何故あんなにえらそうなんだろうか」との意見。

私の家の側にも中学校がありますが、確かに朝校門の前で生徒を待つ教員の中で、ジャージを着ていて体格のいい男の先生(たぶん体育の先生)は、やたら大きな声でえらそうに(失礼)、生徒に話しているような気がします。

大体スポーツ選手は分野にもよりますが、本職を離れてテレビなどのメディアでよく姿を見ます。専門とするスポーツ以外でも、クイズ番組やコメンテーターとか。
それに対して、前述の将棋の棋士が将棋以外の場面でメディアに出ているのをあまり見たことがありません。

やはり、表に出て行くとか目立とうとする気持ちとか、そういうのはホルモン分泌などに関係していて、運動面に関与している方が著明なのかもしれません。かなり話しが飛躍してますが。

将棋や囲碁など、老後の楽しみとして取っておきたいと思います。