鍼灸院のブログ

旧ブログで現在更新は停止してます

学会

本日久しぶりに学会に行ってきました。
日本神経学会の鍼灸のプログラム+ポスター発表の見学など。
http://www2.convention.co.jp/neuro2012/images/shinkyu/shinkyu_program.pdf

以前にリハビリテーション医学会など行ったことがあり、
それ以来、全体的な学会に行くのは久しぶりです。

全体的な、という所には少し意味があります。

医師の場合、日本医師会という医師の組織があり、
あとは整形外科学会、消化器外科学会など、
分野ごとに細かく分化されます。
看護師の場合も同様ですし、理学療法士も同じです。
要するに業界の組織には、大体その職種全員が加盟し、
あとは専門分野ごとに個々に自由に加入するという感じです。

ところが、鍼灸・マッサージ師の場合、統一した団体というのが存在しません。
(いや、厳密に言えば一つ大きい所がありますが、全体規模は大きくない)
詳しい経緯はよく分からないのですが、団体が分裂したり、新しい団体ができたり、
という感じで、細かい団体が複数存在します。
たとえるなら、江戸時代の幕府の元に大名がいる江戸時代が医師などの通常の医療団体、
鍼灸師の場合は戦国大名がそれぞれ個性を発揮する戦国大名みたいな感じでしょうか。
(分かりにくい、笑)

そんなまとまりのない(申し訳ないですが、そう思います)鍼灸師の方が、
医師が主要メンバーである学会で発表するのです。
同人誌を作って、自分勝手なことを言っていた人が、
全国誌に作品を発表するようなものです(重ね重ね失礼ですが、そんな感じに思います)。

これは行くしかないと思い、仕事を休み、事前予約しました。
詳しい内容は別途記したいと思います。

さて昼頃会場である東京国際フォーラムに到着し、
ポスター発表を見てました。
さて、入り口では若いお兄さん数人が弁当を無料配布しています。

医療系の学会にはランチョンセミナーなるものがあって、
昼食の時間帯にも発表しています。
おそらく弁当をつつきながら、発表を聞くのでしょうか。

では、この弁当はどこが出しているのか。
学会??いやいやそんな気前はよくないでしょう。
おそらく、製薬会社や会場で新製品を発表してる業者あたりが
出所ではないかと思います。

そうそう、学会は医師が集まる場なので、
医療器具や薬を扱う業者にとっては、絶好の営業場所なのです。
僕もなんやかやで弁当をいただきましたが、
何の疑問もなくこうやって当たり前のように物をもらうのも、
問題なのでは、なんて思ったりもします。あくまで推測ですがね。

ポスター発表に関してもいろいろ考えることありですが、
ここでは見送りたいと思います。

さて、研修の時の同級生と待ち合わせしていたので、遅く会場入りしたつもりでしたが。。。
場所間違えてました。
という訳で、少し遅れて会場入りしました。人数的にはかなり盛況でした。

まあ、周りを見渡すと、スーツが身体に身についていない若いお兄さんなどが多くいたので、
学生が多いのかな、と思いました。

学会・勉強会に頻繁に参加するのは、経験年数の少ない人、
という、んんっという話しを聞いたりもします。

内容については、次回に。