覇気
”覇気”は大切です。
飲みすぎたときは、”吐き”はすっきりします。
私の地方の銘菓ベスト3には仙台銘菓”萩(はぎ)”の月が入ります。
てな駄洒落は置いといて。
どうもブログの話しが暗い話しが多いので、
明るい話しも。
”覇気”積極的に物事に関わっていこうという気持ち。
これは重要だと、つくづく思います。
治療の際にもこれは言えて、
治療者側の覇気が強く、エネルギーに満ちていると、
相手にもそれが伝わって、治療効果にも影響があるように思えるのです。
そんなものは科学的でないという治療者の方がいるならば。。。
一度診療時間の前に試してみるといいと思います。
「この日が終わったら、週末に大好きな釣りに行く」
「今日は、大好きなあの人が診察を受けに来る」
みたいな、動機が不純でなくても、
楽しいことを思い浮かばたりして、顔がほころび、
気持ちが前向きになるとそれが伝播します。
まあ朝のやる気は、夕方には衰えてくるので、
朝やる気をだすよりも、夕方までエネルギーを継続するように、
持っていくことが大切だったりして...おっと。
いえいえ、終了時まで頑張ってますよ(苦笑)
治療の時は、治療者側が受ける側にいい影響を及ぼして、
受ける側がまた治療者側にいい影響を及ぼして。
このWinWinの関係になると、最高です!
大体、状況が好転します。
人の状態は、科学だけでなく、こういう気持ちの部分が大きいと思うのです。
最後にまたちょっと重いことを書くと、
こういう覇気みたいなものも経済的な要素があります。
保険診療、自由診療両方やったことがある私だから言えます。
保険診療は患者数が多くて、料金も誰でも一定なので、
自然に一つ一つの治療に対し、気持ちのバラつきが出ます。
たとえば、自分の診たことがない症例には燃えます。
一日2〜3件、毎日診る症例には燃えません。
なんてこともあります。
まあ、共産主義と一緒です。頑張っても同じじゃ燃えません。
最近では、私は人の細かな差異を見つけることが得意となり、
大体楽しく治療(リハビリ含む)に取り組んでますが、
それでも保険診療だと、本当は治療などしたくないのにやってる的な人もいて、
やっぱり気持ちが萎えることもあります。
気持ちが萎えると、相手にもそれが伝わり、さらにマイナスになるので、
気を付けるようにはしてますが。
それが自由診療となると変わります。
実費は高いので、一つ一つのことを細かく見るよう自然となり、
なんとかして結果を出すような姿勢へと変わります。
相手の側も結果が欲しいので、双方共に積極的になります。
保険診療は、治療を受ける側にとって良い制度ですが、
値段が安すぎると、それも考えものかもしれません。
(サプリメントが何千円するのに、治療費数百円とか、
人の健康の価値がおかしくなるという弊害もあります)
と、また話しがそれましたが、覇気を持って、人を元気にさせること。
形には見えにくいですが、一番健康を保つ秘結なのかもしれません。