相手の思ってることを察する

相手が希望していることを察して、
それに沿って行動すれば、相手に喜ばれるでしょう。
けれども、これが言うは易し、行うは難し。

最近、パソコンの速度が遅くて、
スイッチを入れてもなかなか始められないし、
いちいち一つ一つの動作が遅くて、一向に作業がはかどらない。

昨年、NTTフレッツ光のリモートサービスというのに入っていました。
これは、自分のパソコンとNTT関連のエンジニアの方のパソコンを一時的に連動させ、
エンジニアの人に自分のパソコンを遠隔操作でいじってもらい、
パソコンの問題を解決するというサービスです。

昨年の夏から、数回相談しました。
結局少しの間良くても、すぐ元通り。

結局インターネットの情報から、
パソコンの中身を減らしてメモリーを減らす、
ウィルスソフトを外すといったことを思い切ってしてみて、
結局ウィルスソフトを外すことで解決しました。
FACE BOOKにそのことを書いたら、無料の代わりのソフトのことや、
その他の有益なことを友達が返信してくれました。

なーんだ、最初からこっちの方（身近な人に相談）がよかったじゃん！！

思うにNTTのエンジニアの人は、
立場上、または仕事上おそらくかなりのスキルを持っていると思われるのですが、
一般の人が意外と簡単な所でつまづいているとは思わず、
どちらかというと見当違いのことをしていたのかもしれません。
（自分で再現できなそうな、難しいことをやってくれた方もいました）

これは、治療に関しても言えることで、
技術を極めようとする人ほど、患者さんの簡単な希望に気づけず、
何年もかけて身につけた技術を駆使したにもかかわらず、
結局変わらない、なんてこともあったりします。

治療といっても、鍼灸や手を使って何かをするだけでなく、
”相手の話を聞く”だとか”生活習慣の不備なところに気づいて指摘する”
だけでも良くなることなんて、結構あるようです。

結局は、相手の声にしっかり耳を傾けること、
簡単なようで難しいこういう技術が、
何をするにも大切なのかもしれません。