鍼灸院のブログ

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薬って

物事を経営的な観点から見る。
数年前の自分にはない観点でした。

というと難しいのですが、
簡単にいうと、
「これをこうすると、誰が得をするか」
「これをこうすると、誰が損をするか」
ということです。

薬に関しては、結構周知の部分もあるのですが、
「薬がなくなると誰が得(損)をするか」
ということです。

街の定食屋さんを想像します。
定食屋さんが、そこでお店を維持するためには、
通りがかりの人が”面白そう”と感じて店に入るだけでは、
そのうち店がつぶれます。
店が存続するためには、”常連さん”の存在が必要なのです。

これを薬に置き換えると、
薬の”常連さん”は誰なのか。
そして”薬の常連さん”によって、
店を維持していけるのは誰なのか。
店が維持することによって、得をするのは誰なのか。

今の保険制度の問題とか病気の問題とか、
この辺の観点から見ると、見えてくるところがあります。

結局、良い世の中や良い生活を維持していくためには、
”物事を調べて””それについて考える”
ということが必須のようです。

江戸時代から続く”お上には逆らうな””農民は生かさず殺さず”
なんて話は、現代に至るまでほとんど変わっていないのです。

現代の黒船というのはインターネットだと思います。
インターネットによって、10数年前普通の人が知りえない情報が、
わんさか入ってくるようになりました。

身体のこと、薬のことについて、
自分の問題となったら、
いろいろと考える必要がありそうです。