ちょっとした政治のつぶやき
つぶやきです。
東京都知事選がせまってきました。
僕は昔からなんで政治っていうのは生活と遠いものなんだろうと疑問に思ってました。
国会中継やニュース。見ても何が言いたいんだかよく分からん。
ニュースになるのは政治家のスキャンダルや個人的なことだらけ。
世の中には身近な所では、高齢者世代の介護問題、若者の雇用問題、共働きの保育所の問題、食や病気の問題、メンタルヘルスの問題などいくらでも問題がある気がするのです。
ニュースは話題性が大事なので、オリンピックの話しや殺人事件の話しはトピックスに上がりますが、こうした身近な問題がしっかり取り扱われることはありません。
政治って、イメージだと国際問題であるとか、経済問題が花みたいなイメージがありますが、それが重要であるとともに、身近な話題も重要だと思うのです。
まして東京都は日本国に匹敵する首都であるとはいえ、国でなく地方であることに変わりはないのです。
小さい所を幸せにしていけば、そこを所属場所としている大きい所も幸せになり、その先も幸せになり、国の幸せにつながる。そういう考え方もあると思うのです。
今の人たちは仕事に生きがいが感じられない。これは大きな不幸の1つだと思います。
昔の人たちの中で「俺達は死にもの狂いで働いた」「今の若者は軟弱だ」的なことを言う人もいます。
でも、「死にもの狂いで働いて評価があった」。年功序列でどんな人でも中間管理職くらいまではなれた。
給料はそれなりに上昇していった。
そうやって仕事人間になって、家庭を顧みなくても何となく許される風潮があった。
これらは、今では全部成り立たないことだと思います。
今の若者はつらくてもすぐ投げ出す。
みたいなこと言われて、僕も同感する所はあるのですが。。。
でもね。
僕くらいの世代だと、そうやって滅私奉公しても、生涯平社員で終わる人ってたくさんいると思うんですよね(そうすると給料もそんなに変化がない)。ポストも金も未来の急激な成長も社会にはない訳だしね。
おまけにそうやって頑張っても、家庭を顧みないと言われて批判される世の中。
(これは否定してる訳でなく、家庭に目を向ける方がむしろ良い流れとも言えますが)。
こうやって若者に未来がない。
若者に未来がないと子供に未来がない。
裕福な層のみが教育に力を入れられて自己実現していく。
二極化が進む。
これが一概に悪いこととは言えませんが、機会は均等にあるべきと思うんですね。
まあ前にも書いたとおり、世の中陰陽なので、誰もがあこがれる人生を送っても最後の方で何が起こるかも分かりませんがね。
ともかく政治とか大きなものは、まず小さな身近な所から始まるべきでは、そう思ったりします。
政治を必要とする層って、大きく2層だと思うんです。
1つは自分の為に政治が必要な層。
これは政治家とか、そこに付随する人達。
それによって自分や周囲が利益を得られる人たちです。
もう1つは持たざる人たちです。
というのは、持ってる人(お金であるとか、コネであるとか、技術であるとか諸々)達は政治が悪くなっても自分で何とかしていける人たちなんですね。
政治力が必要とされるのは、そういうものを持ってない人たちなんです。
(といいつつも、持っていない人たちは満たされてないので、自分で何とかしようと思わないで、依存的だったりして、このあたりが難しい所)。
この2つに接点がない所が政治の問題だったりして。
もうここはつぶやきの場所ですから。脈絡のない話しでご勘弁を。